こんにちは。
まゆみです。
大阪の北新地で15年以上ホステスをしています。
この15年間、景気のアップダウンもありましたし、リーマンショックも経験しました。
その中でも今回起こった『コロナ』は私が過去経験してきた中で一番、この商売に影響を与えると感じています。
ホステスの仕事は不安定であるけど、それと引き換えに割と高い給料がもらえる仕事でした。(昔の話です。)
ただ、今の時代のホステスの仕事は『不安定』でありながら、しかも『給料も高くない』仕事になっています。
不安定というのは具体的に言うと『政府による補助がないこと』と『あなたが勤めている店は補償してくれないこと』
そしてあなたは自分がお客さんの予定がある時しか出勤できず、給料も減って他の業種に比べて給料が低いはずです。
じゃあ、どうしたら良い?
自分で自分を守る以外に手段はないですよね。
あなたがホステスである限り、どれだけ『助けて』と叫んだところで周りの状況は変わることはありません。
あなた自身、叫んだことによって周りが変わった事例を知っていますか?無いと思います。
なぜならば、ホステスって世間からあまり認められた仕事ではないので…
『なぜホステスって世の中から認められないの?ホステスだって仕事なのにフェアーじゃない』という人もいますが、現状がこれなのだから、それに従って生きていくしかないですよね。
悔しいのなら変わりましょう。
じゃあ、どう変わったら良い?
『自分の給料は自分で稼ぎ出せる人間』に変わる事です。
これしかあなた自身を守る手段はありません。
まずは一円でもいい、ゼロから自分で稼ぎだすっていうのはどういう事なのかを体験してみましょう
収入が安定すると精神も安定し、不安や心配のない幸せな毎日を過ごせるようになります。
では、下記に具体的にどのようなアクションを起こすべきか、またどのような気持ちを持って挑戦するべきかを解説します。
まずは【マインド編】から。
目次 (タップすると各当項目に飛びます)
ホステスの思考回路を捨てよ【マインド編】
世間で稼げる仕事は『スキル』が必要
ホステスの時給って、ズバリ高いですよね。
でもあなたは、それを「当たり前」の事だと勘違いしていませんか?
世の中のほとんどの仕事ではお金を稼ぐために、『スキル』や『経験』が必要です。
入社してすぐに「はい、時給5,000円!」なんて仕事はありません。
スキルなしでも儲かるホステスの仕事のほうが例外的なのです。
ほとんどの場合世の中では『自分が会社に利益をもたらしている』から、会社から自分の取り分を分けてもらっているのです。
例えば...
営業マンが営業して、顧客にお金を払ってもらって会社に利益をもたらすからお金がもらえる。
エンジニアが良い製品を開発して世の中に送り出し会社に利益をもたらすからお金がもらえる。
綺麗なモデルさんが、CMに出て商品イメージを上げ、商品をたくさんの人に買ってもらうことで会社に利益をもたらすからお金がもらえる。
会社が慈善事業であなたに尽くすわけがありません。
あなたが儲けるには、まずはお金があなたの所属する組織に動かなければいけません。
あなたがもし「自分は綺麗だから、そこにお金を払ってもらうのは当たり前だ(客は来ないけど...)」と思っているなら、かなりヤバイです(笑)
ホステス業界の外を見れば、芸能人やモデルさんなどあなたより綺麗な人は掃いて捨てるほどいます。
あなたは自分の容姿以外で稼ぐ力を身につける事を真剣に考えなければいけません。
そしてそれは時間のかかる勉強だという事も覚悟しておかなければいけません。
ただ、そういった勉強で得た知識・知恵は、若さや美貌と違い年々価値が上がっていく【資産】になります。
若さや美貌という【資産】は価値が年々減っていくものです。
あっという間に、歳をとって美貌なんてなくなります。
不安定で低所得のホステス業界から抜け出すには、世の中の一般的な基準に合わせて、上記のようなマインドセットを持たなければいけません。
ホステスが何を叫ぼうが政府は変わりません
先ほど少し言いましたが、ホステスは世間的に認められた仕事ではないので、あなたが「助けてほしい」と叫んだところで何も変わらないという前提で生きていた方が良いと思います
長年ホステスをしていると、楽して稼いで贅沢するという事が当たり前になっている人が多いと思います。
そんな中、いきなりの『コロナショック』
みんな、上げてしまった生活水準を下げたくないから、必死になって叫んでいます。
政府に…
自分の所属するお店に…
「従業員を守らないのはダメ!」
「この業界をつぶすな!」云々...
あなた一人が叫んだところで誰も周りは変わってくれないですよ。
私は、叫ぶだけ無駄な時間と体力を消耗するだけなので、さっさと行動に移しています。
後1~2年くらいはなんとかホステス業界も生き残れるでしょうから、たまに出勤させてもらい小遣い稼ぎをしつつ時間稼ぎをしながら、自分を守る事を真剣に考えた方が良いです。
政府に対してイライラしたり、店に愚痴を言っている時間があるのなら、勉強に時間を費やし自分を守る武器を身につけてください。
その方が、今の精神状況が安定するし、将来に対する不安も減るはずです。
そして私は個人的に、昔栄華を極めたホステスやママがメディアに出て「助けてくれ」と言っている姿を見るのが嫌です。
リスクも受け入れた上で、全て自己責任でこの仕事を選んでるはずだと思うので。
今の業界にこだわり過ぎてないですか
先ほど「自己責任でホステスの仕事を選んでいる」と言いました。
なので、この業界に残るも離れるもあなた次第という事になります。
ただ右肩下がりの業界で働くのは、誰も幸せにしないと私は思っています。
お客さんが来る需要がない
⇩
ママが従業員にプレッシャーをかける
⇩
従業員であるホステスがお客さんにプレッシャーをかける
⇩
来たくない時にお店に呼ばれたお客さんは心が離れていく
⇩
水商売からの客離れ
という悪循環が見えてしまうからです。
最初はシンドイかもしれないですが、右肩上がりに上がっている業界に移ることを選択肢の一つに入れておくべきと思います。
世の中には、ホステス以外にもたくさん仕事があります。
行動を起こす人は1%、行動を継続する人はさらにその1%
ここまで、あなたが変わるために最初にしておくべき心の準備を書いて来ました。
人が「変わろう」と思い、アクションに移すには
「変わらなきゃヤバイな」というどちらかというとネガティブな気持ちからか
「よし、金持ちになってやろう」というポジティブな気持ち、いずれかの気持ちを『強烈に』感じた時に
アクションを起こすと言われています。
ただ、その最初の強烈な気持ちさえ、なかなか続かないのですよね。
生きていくためには何かをしなければならないと【一瞬】だけ分かっていても行動を実際に起こす人は、大体1%くらいしかいません。
さらに言うと、その努力を継続できる人はその1%のうちの1%くらいです。
そのように、人は簡単に現状に戻ってしまう生き物であるということを忘れずに現状から抜け出す努力を始めてほしいと思います。
起業するなら自分の好きな事を仕事に【アクション編】
継続は力なり
先ほど言いましたが、努力を継続する事自体出来る人がめちゃくちゃ少ないので、努力を続けられるだけでもあなたは上位に入れるはずです。
ライバルが勝手に努力を止め抜け落ちていきますので。
まさに「継続は力なり」です。
しかし、あなたがその「継続できる」ということの前提に『好きである』ということがあると思いませんか?
あなたは今まで楽しんでやってきた事の中から努力を始めてください。
私の場合は、文章で自分を表現する事が好きだからブログを始めました。
ホステスしている人って意外にも多才な人が多く、絵を描くのが好きな人や、語学を教える事ができる人、色んな人に会ってきました。
『ココナラ』というサイトでは、個人の色んな得意な事が売り買いされています。
登録は、もちろん無料なので、あなたの持っている得意な事がどんな形で売買されているのか試しに見てみてください。
なんとなく、どういう事が商売につながるのかも分かるはずです。
まずは稼げるイメージを持ちましょう。
ストレスは非経済的
『強いストレスを感じながら大きく稼ぐ』のと、『仕事を楽しみなつつ平均的に稼ぐ』のと、どちらの方がお金を貯める事ができると思いますか?
私は、ストレスなく平均的に稼いでいる人の方がお金を貯めていると思います。
仕事でストレスを感じると、意味のないところに『浪費』するパターンになります。
仕事でたまったストレスを
ホストクラブに浪費したり
ギャンブルやお酒に逃げたり
収入以上のブランド品を買いたくなったり...
どうせなら、ストレスを感じないように、好きな事を仕事にして、せっかく儲けた利益を浪費しないようにしましょう。
それに「幸せになる」方が「お金持ちになる」事より断然大事です。
先ほどの話と被りますが、栄華を極めたけど、将来が不安で仕方のないホステスをあなたは羨ましく思いますか?
不安な気持ちから病んでしまったホステスやママにも、私はたくさん会ってきました。
ストレスを感じない事をして、お金も手に入れる事を考えましょう。
ホステスしかできないホステスは今すぐ行動せよ【政府に頼らない生き方】【まとめ】
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。<(_ _)>
私も【運の良さだけで】、この歳までこの業界に在籍ができたと思っています。
ただ、裏返して言うと、【運が良かったがゆえに、スタートが遅れた】人でもあるわけです。
私自身も若い時にノースキルで大金を稼げて、天狗になったのも経験してきたので、今の若いホステスの気持ちもわかります。
ただ、もう一つ分かる事は、「もしホステスを辞めるのなら、スタートは若ければ若いほど良い」という事です。
自分の幸せのために「自助努力」を今日からしていきましょう!
また、困った事があれば、たまにこのブログに戻ってきてくださいね!